一般社団法人日本金属プレス工業協会

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2018.06.05
残留応力研究部会 会員募集のご案内

残留応力研究部会 会員募集のご案内

自動車の軽量化を目的として、高張力鋼板(ハイテン材)の適用が拡大しています。ハイテン化が進むにつれてプレス加工時に発生する残留応力が大きくなります。その残留応力が溶接時に解放されると、寸法精度が悪化したり、溶接によって新たな残留応力が発生したりします。また、スプリングバックによる寸法誤差を矯正することにより発生する応力も問題となります。そのまま製品に応力が残留すると、遅れ破壊や疲労破壊の原因になります。また、ハイテン材の成形に不可欠な金型の熱処理における残留応力も、問題となっています。
一方で、プレス加工の現場で残留応力が意識されることは少なく、その対策は十分とられていません。しかし、残留応力を予測、測定、制御して適正に管理することができれば、上記の問題に正しく対処でき、さらなる高ハイテンの適用拡大にも対応できる道が開けます。また、プレス部品だけでなく、あらゆる構造物において、残留応力は応力腐食割れ、疲労、クリープによる損傷の原因となっており、部材の健全性や余寿命に大きく関係しています。
このような現状に対して、ポータブル型残留応力測定装置がものづくり現場で活用され始めたり、CAEによる残留応力予測が実用化され始めたりする一方で、中性子線や放射光を用いた最先端の応力測定法の開発も進展しています。
本部会では、残留応力についての有益な基礎知識の修得、先端技術情報の共有化、応力測定・部材特性評価の実地体験、及び参加者相互の情報交換等を目的として活動していく計画です。カリキュラムには、各企業の事例紹介、最先端研究事例紹介、ものづくり現場や研究施設の見学、測定・評価実習などを含む予定です。
つきましては、各企業における加工技術の向上、競争力強化の一助とされますよう、是非とも参加をお願いいたしたく、下記要領により会員の募集をご案内申し上げます。

イベントの詳細

スケジュール 1. 運営
(一社)日本金属プレス工業協会による研究部会として設置し、事務局は同協会に置きます。委員は協会員および会員外から募集します。
部 会 長 : 理化学研究所 上級研究員 高村 正人 氏
運営委員 : 鳥取大学 准教授 松野 崇 氏、ヒルタ工業㈱ 取締役 石井 淳二 氏
      日本原子力研究開発機構 鈴木 裕士 氏
特別協賛 : パルステック工業株式会社

2. 期間およびスケジュール
期間は平成29年度から3年間とします(本年度は2年目です)。部会の開催は年4回を予定しております。
カリキュラム 3. カリキュラムの概要(企画内容・予定)
【平成30年度】
第1回  日時: 平成30年6月15日(金)
    場所: パルステック工業(株)本社(浜松)
    概要: 見学、X線応力測定実習、関連講演(板材成形における成形限界の評価方法)
第2回  日時: 平成30年10月12日(金)
    場所: 機械振興会館
    講演: ホットプレス、せん断遅れ破壊、水素脆化と遅れ破壊、応力分布測定法
第3回  日時: 平成30年12月14日(金)(予定)
    場所: 大型施設(中性子または放射光)
    概要: 施設見学、研究事例、測定事例紹介
第4回  日時: 平成31年3月1日(金)(予定)
    場所: 機械振興会館
    講演: X線破壊力学、ハイテン材スポット溶接継手、薄鋼板ひずみ分布測定

【平成31年度】 理化学研究所(和光市)開催など
費用 4. 会費(実習費を含む)
  会  員: 年間10万円/1名    会員外: 年間15万円/1名

5. 申込み方法
  申込書に必要事項をご記入の上、ファックスまたは本協会ホームページよりお申込み下さい。

詳細及び申込書はこちらです ⇒ 

お問い合わせ
一般社団法人 日本金属プレス工業協会
〒105-0011
東京都港区芝公園3-5-8
機械振興会館212
TEL : 03-3433-3730
FAX : 03-3433-7505
E-mail : jmsa@nikkin.or.jp